いま商空間は

「交換する場」から

「交感する場」へ

 

 

代表取締役社長 栗山 浩一 

物々交換から始まった商の歴史。いつの頃からか決まった日に、決まった場所に人々がモノを持ち寄り、そこに「市」が立つ…商空間の誕生です。そして、「市」が常設し、街になり、都市へ、国家へと…。

「繁栄」は、いつの時代も「人々が集まる」ことから始まります。私たち船場が関わる「商空間づくり」の原点はまさにそこにあります。そしてそこには「モノを売る空間」以上に人々を引き付ける何かがありました。それは、新しい文化との出逢いであったり、人を高揚させる空気であったり…。もしも、「市」が単にモノを売買するだけの空間だったら今日の「繁栄」はもたらされていたでしょうか。

ここ数年、私たちを取り巻く商環境は凄まじいスピードで変化しています。その大きな要因の一つがIT化です。

IT化の流れは、eコマースなど、企業間の垣根を越えた新しい流通形態を生み出し、商業施設のありかたにも大きな影響を与えています。世界中どこでも、その場にいなくても商品が手に入る時代へ——。

もし、商業施設が、ただ「モノを売るためだけの空間」なら、いつかその役目は終焉を迎えるかも知れません。しかし、古来、商空間は人々が新しい出会いと歓びを共有する場としての側面を強く持ってきました。

「交換する場」から「交感する場」へ…商環境が大きく変化しようとしている今、商空間には、今まで以上により高い付加価値が求められています。

私たち船場は、戦後の復興期から今日まで、「繁栄のパートナー」を企業テーマに数多くの商業施設の開発と施工に携わってまいりました。さらに、それらの経験とノウハウを生かし、金融、医療、教育施設など新たに商業施設の範疇になりつつある幅広い分野の施設づくりにも取り組んでいます。そして、さまざまな施設づくりに付加価値がより強く求められる今、私たちが果たす役割はより一層大きくなってきたと自負しております。緻密な調査・分析に裏付けられた企画力、時代を的確に捉えたデザインカ、そして、長年の実績と技術を誇る施工力、それらを駆使して、常にお客様に「価値ある空間」をご提供します。

株式会社 船場                  

代表取締役社長 栗山 浩一