クリエイティブ職
について

この職の特徴

クライアントの要望をそのまま形にするのではなく、
その奥にある「本当に必要な空間とはなにか」を見極めて提案する。
言葉にされていない想いや課題を読み取り、
まだ誰も気づいていない価値を引き出しデザインする。
そしてその価値を具現化し、機能する空間として仕上げる。
常識にとらわれず、よりよい答えを模索し続ける姿勢こそ、
SEMBAのクリエイティブ職の役割です。

分解と再構築。
その間にある自分という変数

船場のクリエイティブ職という仕事は、空間のデザインや設計だけではありません。ときには市場調査やマーケティング、さらにはブランディングなど、より上流の段階から企画に関わることもあります。 完成までのストーリーを描き、施設の特性や利用者の行動を深く掘り下げながら、本質的な課題を見極めていく。クライアントの言葉の裏にある「本当に求めていること」を見つけ出し、空間の骨格を組み立てる基本設計へとつなげます。 さらに、アイデアを実際の施工に耐えうる形へ落とし込む実施設計の精度も欠かせない。観察し、分解し、再構築する過程の中で、自分だけの視点や感性が加わり、唯一の答えが生まれます。それが、将来あなたが生み出すオリジナリティです。

デザイナーとして
空間を設計する

配属後は、上司や先輩のサポートを受けながら、実際のプロジェクトの一員として空間づくりに携わります。 クライアントの要望を読み解き、設計図やプレゼン資料の作成など、具体的な業務を通してデザインの基礎を身につけていきます。 定期的な1on1面談では、上司に自分の課題や目標を共有しながら、より良い働き方や成長の方向を一緒に考えていきます。 現場での経験を積みながら、できることを増やし、アイデアを形にする力を養っていく。 やがて一人で案件を任されるようになる頃、想いを形にする「SEMBAのデザイナー」として、新しい空間づくりの最前線に立つことになります。

求める人物像

デザイナーの
資質とは

空間をデザインするということは、形を整えるだけではありません。
目に見えるものの奥にある“意味”や“想い”を掘り下げ、
より良い答えを探し続ける姿勢が求められます。
新しい発想を生むための探究心、課題の核心を見抜く視点、
そして「なぜ?」と問い続ける柔軟な思考。
この三つがそろうことで、デザイナーは空間を超えて、
人や社会に新しい体験を生み出すことができます。

常に
「?」 をもつ

「これで本当にいいのか?」と問い続けることが、クリエイティブを磨く原動力になります。前例や慣習にとらわれず、自分の目で確かめる。その小さな違和感が、新しい発想の種になります。

本質を
見抜く視点

与えられた要望をそのまま形にするのではなく、その奥にある課題や想いを見つける力。見た目の美しさだけでなく、人や社会の「なぜ」を捉える視点が、空間に深さを与えます。

探究心

空間づくりに正解はありません。新しい視点を求めて観察し、考え、試すことの連続です。ひとつの答えに満足せず、もっと良くできる方法を探し続ける。その探究心が、次のデザインを生み出します。