Resonance Lab. レポート 2021/04/19

 

マーケットの動き

スポーツがたしなみ化する世界へ〈後編〉

 

 

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レゾ目線で勝手にスポーツ変遷40年年表!〈後編〉

※前編『レジャーブーム多発アゲアゲ期(1980 ~ 1990 年頃)』『スポーツどころじゃない暗黒期(1991 ~ 1996 年頃)』『とにかく癒しがテーマ期(1997 ~ 2002 年頃)』は前号2021 年3 月配信レポート参照。

 

 

健康志向定着期(2003 年~ 2015 年頃)

 『スポーツと健康元年』から高まった健康志向が定着し、手軽に始められるランニングや宅トレが登場。食事や水へも意識が向き、これまでは別物として考えられていた「スポーツや健康」と「美容」の結びつきが年ごとに強まっていく。大型スポーツクラブだけでなく、気軽に通えるフィットネスやヨガブームに乗った施設も全国展開で登場しブームを後押しした。

淘汰期(2016 年~ 2020 年頃)

 健康志向が浸透し、専門性を高めた小型専門特化型のフィットネスが増加。食事も運動も何を選ぶかは自分の価値観次第で、膨大に増えた情報を能動的に収集し選択することで淘汰されていった。施設は多様化に伴いジャンルが増え、小型化が進むことで路面店舗だけでなく大型SC 内への出店が可能となり、ウェルネスブームとともに爆発的に広がっていく。

たしなみ化(2021 年頃~)

 一人一人の知識が増し、それぞれの価値観に合った選択肢が増え、スポーツがより日常的に。Apple Watch などをはじめとしたウェアラブルグッズの流行から、コロナ禍でのデジタルフィットネスやオンラインレッスンの広がりなど、自宅時間への組み込みが進んだ。フィットネス店舗でも400 店超えの業態が増えるなど、健康、運動、美容すべてがスポーツと融合し、たしなみ化に近づいている様子がうかがえる。

日常からたしなみへ

 

 日本では運動に対して古くからの教育的マインドがある2019 年10 月配信レポート「変革するスポーツビジネスVol.2」参照)。しかし今回の40 年年表を整理してみると、レジャーやファッション、美容など生活者自らがそれぞれの関心事を通じて深度化させながら積極的にスポーツを“日常化”してきたことが見て取れる。

 

「たしなみ」とは、芸事などの心得のこと。自身の身体能力や体調に興味を持ち、スポーツを自分らしく理解(心得)し、生活に取り入れていく。レゾナンス・ラボではそれを『スポーツのたしなみ化』と考えている。

 

 それは感染症対策でも同様だ。政策を横目に自分らしく工夫して新しい生活をたしなもうとしている。高まりの最高潮にあったスポーツ気運は折れてしまったかのように思われるが、そんなことはない。『スポーツのたしなみ化』の流れは止まらずに続いている。

文章:伏見 百代

 

 

かとマpicks

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スポーツは人類進化の結晶

 

 昨日できなかったことが、今日できるようになる。
スポーツ人口が増えれば増えるほど秀でた才能が出る確率はあがる。小さな進化が積み重なって生まれる素晴らしい才能。このようにスポーツには身近に人類進化を感じられるという特典がある。もしかすると自分の小さな努力が、未来のアスリートの才能の突出につながっているのかもしれない。
ヤバい!本日のジム通いをさぼれば、人類の後退に直結してしまう!

 

 

マーケットの動きについての考察レポート

 

 

 

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