上野大樹
変化し続ける船場では、
越境するほど
仕事が面白くなる
出身学部:社会・国際学群
職種:ビジネスプロデューサー
(経営企画)
入社年:2019年
上野大樹が挑む、
変化をチャンスに変える意思決定の伴走
意思決定の伴走
ジョブローテーションで見
え
た船場
私は、入社して7年目になります。調査企画、営業を経て、現在は経営企画部に所属し、海外統括本部も兼務しています。ジョブローテーションは2回経験しました。1回目の異動は率直に言って戸惑いが大きく、やりたい仕事から離れる感覚もありました。ただ、その経験を通じて、職種が変わることで同じ会社の見え方が大きく変わることを実感しました。視点が変わると、当たり前だと思っていた判断や優先順位にも理由があることに気づけます。現場で判断する立場、数字を扱う立場、それぞれで見える課題や責任の重さは異なります。船場は商業に限らず、オフィスやホテルなどへ領域を広げてきました。その変化を、異なる立場から体感できたことは、自分の仕事観を形づくる大きな要素になっています。社内では、誰かを評価するよりも、目の前の案件をどう良くするかに意識が向く場面が多く、自然と相談や議論が生まれる環境だと感じています。部署を越えて社内の様々なメンバーと一緒にプロジェクトを行うことも、声のかけやすさにつながっていると思います。迷ったときは、いつも立場の違うメンバーに意見を聞き、判断の軸を整えます。
営業経験が、現在の仕事に
生
きている
営業時代に身についたのは、相手の立場に立って考え、考えを言葉にして整理する力です。入社当初は自分の理想や意見を前に出しがちで、とげがあると言われたこともありました。営業では、お客さまが真に何を求め、どこに不安や懸念を感じているのかを丁寧に聞き取り、関係者全員が理解し行動できる形にまとめる必要があります。商談や会議のあとに、自分から改善点を聞きに行くようになったのも営業職になってからです。小さな違和感のうちに聞いておくことで、大きな手戻りを防げると学びました。船場は、求めればフィードバックが返ってくる一方で、受け身では学びが増えません。この姿勢は、海外拠点とのやり取りでも生きています。ETHICAL DESIGN WEEKでは、海外の現地スタッフに対して、英語でイベントのコンセプトから自社展示の狙いまでを順序立てて説明し、現地パートナー企業と協働して展示物の準備を進めてもらいました。海外パートナー企業・現地スタッフとの協働・実物の展示用意という、これまで経験したことのない組み合わせでしたが、上長をはじめ周囲のサポート・連携もいただき、展示を形にすることができました。
経営企画と海外統括で、視
野
が広がった
現在の経営企画では、海外グループ会社の経営数値の確認、稟議対応、IR関連施策の推進、IR面談に向けた資料準備などを担当しています。数値の背景を読み取り、関係者が同じ前提で議論できる状態を整えることも役割の一つです。また、海外統括本部と兼務していることから、海外グループ会社ともボーダレスに連携し、必要に応じてこちらから働きかけていかなければなりません。海外拠点が商業分野以外の顧客を開拓していく必要がある状況をチャンスととらえ、営業で培った視点で提案の組み立てや彼らによる新たな試みを支援しています。
営業時代に特に印象に残っているのは、ある大企業様の実現難易度の高い空間案件です。実現難易度の高いデザインとその規模感が案件のハードルを高めていました。施工入札においては、早期の情報収集とチームアップを行い、チームで考えつく限りの対応策を実行しました。その結果、案件を獲得することができ、関係者全員が満足のいく形で完遂できたことは大きな自信になりました。この経験から、個人の力だけでなく、設計や制作、協力会社のネットワークが難題を現実に変えると実感しました。船場では、BIMの活用や、ゼロウエイスト、サーキュラーボードなどのエシカルな手法に、業界に先駆けて取り組んでおり、こうした先進的な姿勢も強みの一つと感じています。たとえば環境配慮の素材はコストが高くなりがちですが、船場では多くの共創パートナーと連携し、条件整理や、素材・建材選定の工夫を行うことで、クライアントの予算に応じた形での提案が可能です。クライアントの意思決定を前に進める材料を、空間づくりのプロセスに組み込める点が強みだと感じています。新しい領域を流行として追うのではなく、常に船場の付加価値を考え、私たちの価値を決める顧客に合わせた最適な選択を提案しています。課題を乗り越えていくために、部署や立場を越えて相談し合い実行する。そうした積み重ねが、会社の強みを磨き、価値を上げていくのだと思います。だからこそ、越境して視野を広げながら、これからはクリエイティブとビジネスをつなぐ役割を担っていきたいです。
上野大樹さんの
とある一日
出社
メールやTeamsを確認し、
国内外からの連絡や稟議に対応
確認ミーティング
海外グループ会社への営業支援内容を
社内で確認し、対応方針を判断
海外対応
海外拠点とやり取りし、
業務の進行を調整
昼食
社内でランチを取りながら
午後の予定を確認
海外拠点とのMTG
現地法人やパートナー企業と営業施策や
営業協業について議論
経営企画業務
決算関連資料の情報収集や海外グループ会社
の月次推定損益数値の確認、
IR関連業務の定例ミーティングに参加
IR面談対応準備
面談に備え、説明資料を準備・作成
退勤
翌日の業務を整理して退勤