New 2026.08.12

Press Release

株式会社船場

船場、グローバル基準での高付加価値なオフィスデザインのための「ワークプレイスデザインKPIメソッド」を独自開発

経営・組織課題から設計・施工・効果検証までを一貫支援

株式会社船場(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田切 潤、以下「船場」)は、グローバル基準でのオフィスの新設・移転・改装において、経営陣や人事部・総務部等の多様な要望や課題を整理し、オフィスへの投資対効果をできるだけ高めるために「何を優先して実現するか」を明確にした上で、計画・設計・施工・効果検証まで同じ判断軸で一貫して支援する「ワークプレイスデザインKPIメソッド」を開発しました。

■開発の背景

近年、働き方が多様化及び人材流動性の飛躍的な増加に伴い、優秀な人材の育成や獲得が経営の最重要課題となるなかで、オフィスは単なる執務空間ではなく、将来の経営の重要な投資テーマの1つとして、改めてその価値が見直されています。オフィス新設・移転・改装時には、経営陣や各部署から多様な要望が寄せられる一方、面積、予算、工期には限りがあります。そのため、目的が曖昧なまま検討が始まる、現状を客観的に捉えられない、優先課題を絞り込めない、目指す姿や設計意図を共有できないといった悩みが生じ、その結果、個人の主観や発言者の立場によって設計案が決まり、コスト調整の段階で守るべき価値まで削られてしまうことがあります。

本来は、オフィス構築における目的と成果を明確にし、現状把握、課題整理、目指す姿の共有を行った上で、同じ判断軸を設計・コスト調整・施工・検証まで一貫させることが重要です。そこで、船場はさまざまなワークプレイスの設計・施工のノウハウと知見を活かし、課題や要望を整理し、空間づくりの判断軸を明確にするためのKPI(指標)を独自に策定しました。課題傾向を早期に把握し、優先順位を共有しながら、計画・設計・施工・検証まで判断軸を一貫させるメソッドです。

オフィス構築におけるよくある悩みとあるべき進め方(イメージ)

■「ワークプレイスデザインKPIメソッド」の特徴

KPIメソッドでは、オフィス構築における悩みに対し、「KPIサーベイ※1」「KPI設定」「KPI設計テーマ」という3つの特徴的なステップで、あるべき進め方を示します。まず、「KPIサーベイ」から課題傾向を自動算出し、人・組織・空間の現状を可視化し、分類します。次に、「KPI設定」では6領域40項目に及ぶKPIで優先順位をつけ、本質的な課題を抽出します。さらに、それらの優先課題に独自のフィルターを通すことで、「KPI設計テーマ」として昇華、関係者間における共通言語化を図り、円滑なオフィス構築に寄与します。

3つのステップによるフロー(イメージ)

例えば“交流スペースがほしい”という初期の要望も、部門連携を高めたいのか、学びや成長を促したいのか、イノベーション創出を支えたいのかによって、必要な空間は異なります。要望をそのまま空間へ置き換えるのではなく、3つのステップを通じて、その背景にある課題と目的・成果を整理し、必要な接点、動線、機能、運用方針などの設計条件へ変換します。

まずStep 01となる「KPIサーベイ」で実態を把握、Step 02の「KPI設定」で、①部門連携のしやすさ、②新しいアイデアの生まれやすさ、③雑談・偶発交流のしやすさなどのKPIを設定、優先順位を決定します。仮に①の部門連携のしやすさを最優先課題とした場合、Step 03では “部署間連携は会議では生まれにくい。日常の小さな接点が、信頼を育て相談と協業のきっかけを作る。”という設計仮説を立て、【部門連携×偶発交流を生む場】という「KPI設計テーマ」として共通言語化します。加えて同タイミングからスケッチで可視化し、具体的な設計条件へ変換します。このように船場は、常にKPIに立ち返りながら、デザイン・設計・施工まで一貫して反映し、プロジェクト初期に定めた優先順位を具体的な空間として実装します。

KPI設計テーマの一部例(イメージ)

■「ワークプレイスデザインKPIメソッド」がもたらすこと

船場は今後、オフィスの新設・移転・改装を検討する企業に対し、ワークプレイスデザインKPIメソッドを活用した提案を展開し、要望や課題が固まっていない初期段階から完成後の効果検証まで一貫して支援します。これにより、ワークプレイスを単なる働く場所ではなく、人の行動と組織の状態を支え、企業が目指す成果へつなげる経営基盤として構築して参ります。

※1:マーサージャパンと共同開発したESサーベイはこちら

■船場のCVX戦略室について

船場は、オフィスを「施設」から「企業価値と資産価値を高める場」へと進化させるための戦略組織としてCVX(Corporate Value X (experience / expansion / transformation))戦略室を2025年に新設しました。船場では、オフィスは単なるコストではなく、企業の文化、理念、人材価値を映し出し、企業の成長と資産価値に直結する重要な投資対象と捉えています。同室の新設以来、採用力や社員のエンゲージメントを高め、ESGや人的資本経営にも対応し、企業価値を最大化するワークプレイスをデザインしています。

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