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2023.02.02

新宿せいが子ども園musubimeでセミナー&ワークショップを開催しました

当社が空間づくりを手掛けたプロジェクト「新宿せいが子ども園 musubime」のオープン記念イベントを実施しました。

新宿せいが子ども園musubimeについて

musubimeは、子どもの一時保育室だった場所を改装して生まれた、子どもたちやその家族が社会とゆるやかに繋がる地域の結び目となる、一時保育&交流拠点です。地域の有機野菜レストラン「En」とも連携し、子どもたちがのびのびと過ごせる自由な場所でありながら、親御さんや地域の方々が気軽に立ち寄れる集いの場を創り上げました。

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■オープン記念セミナー&ワークショップ

オープン記念イベントとして、親子で参加できるセミナーとワークショップを実施しました。

セミナーでは、有機野菜を使ったイタリアンを提供する地域のレストラン「En」のシェフである鳥海将彦氏と、船場エシカルデザイン本部神戸暁がお話をしました。

鳥海氏からは「安全な食と出会おう」をテーマに、「食の安全」を考える必要性についてご説明いただき、船場からは「森林の大切さ」をテーマに、森林を守るためにできる取り組みや船場の挑戦をお伝えしました。

その後、広葉樹の未利用材を用いたワークショップを実施しました。

広葉樹の曲がり木や小径木は、家具や建材などになりづらく、チップとして安価に取引されているという現状があります。船場では、そうした未利用材に新たな価値を与え、国内林業を活性化させたいという想いから、これらをアップサイクルした製品の開発、販売を行っています。

musubimeでも、多種多様な広葉樹を使用したテーブルを製作し、配置しています。

イベントでは、子どもたちに本物の木に触れてほしいという想いから、いくつかの種類の広葉樹の丸太を用意しました。輪切りにした丸太に自由に絵を描き、musubimeの壁面のボードに飾るワークショップを実施しました。

どんどん飾っていくことで、1つの大きな木になり、地域の人々がつながっていくことを表現したアートが完成する仕掛けとなっています。

子育てで孤立する人を支え、社会とゆるやかに繋がることができるオープンな場にしたいという想いから創り上げた空間で、子供たちや保護者の方の輪を広げるイベントを実施できました。船場は今後も空間づくりに留まらず、社会や地域と関わる仕組みづくりやイベント、企画などを行っていきます。

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