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2025.04.01

事業承継窓口設置のお知らせ

当社はこの度、後継者不足により悩む協力企業の皆様に対する相談窓口を設置しました。

1. 背景:建設業界のベテラン職員の引退がピークを迎える「2025年問題」への対応

近年、中小企業経営者の高齢化が進み、後継者の不在が廃業の大きな要因の一つとなっています。特に内装を含む建設業では、他の産業と比べて高齢化が顕著であり、若手人材の不足が叫ばれてきました。2025年には、熟練したベテラン職人の引退がピークを迎えると言われており、既に施工の工期の遅れや、質の低下など、各所に影響が表れ始めています。

2. 協力企業の皆様を支援するため「事業承継窓口」を新設

当社協力企業においても後継者不足が深刻化してきています。そこで当社は、協力企業の貴重な技術を守り、ディスプレイ業界の持続的な発展に貢献したいという思いから、協力企業の皆様に対する相談窓口を設置いたします。

現在、後継者不足の問題に対する解決策の一つとして、事業承継が注目されています。事業承継は、単に事業を売却するだけでなく、従業員の雇用を守り、会社の伝統や技術を次世代に引き継ぐ重要な手段です。しかしながら、事業承継の準備や後継者の育成を行っている60歳以上の経営者は全体の半数にも満たないのが実情です。

3. 事業承継の早期開始をサポート

事業承継の準備を早期に始めることで、後継者不足問題の解決につながり、円滑な事業継続が可能となります。当社では、出資(子会社化や関連会社化)、営業譲渡、現場人員の再雇用などによる支援を行います。以下のようなお悩みを抱えている協力企業の皆様は、問い合わせフォームよりご相談ください。

  • 後継者が不足している
  • 培った技術や思いを受け継いでほしい
  • 引退後も技術を活かした活動を行いたい
  • 営業人材が不足している
  • 今後の事業運営について相談したい

※なお、ご相談企業様の経営状況・財務状況など様々な要因から、当社からのサポートに関してご相談企業様のご希望に沿えないことがあります。あらかじめご了承ください。

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