「エシカルマテリアル」の選定基準を再定義し、活動を本格化
当社が推進するエシカルデザインの活動の大きな柱である「エシカルマテリアル」の選定基準を再定義しました。4つの視点を設けて体系化することで、素材の研究をより深め、実用化を図ります。
■「エシカルマテリアル」とは
「エシカルマテリアル」は、船場独自の選定基準と視点で集めた、未来にやさしいマテリアルです。約100社の建材・原材料メーカーから情報を収集し、使い終わった後のリサイクル方法や、再生資源の活用方法を研究する活動を行っています。
当社オフィスでは「エシカルマテリアル」を常設展示しています。
■「4つの視点」
配慮の視点が企業ごとに異なるため、以下の4つの視点からエシカル要素を抽出し、素材を研究しています。
①地球環境視点
(環境保全、CO2削減、汚染リスク低減、エネルギー効率等)
②資源循環視点
(原料の再生利用、改修時のリサイクル計画、製品の長寿命化、歩留まり率等)
③人・社会視点
(安全性、地域産業、伝統文化の継承等)
④意匠・経済視点
(質感・色味などの意匠性や費用対効果等)
リサーチノートをすべてご覧になりたい場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
当社は、今後も様々な視点から素材のライフサイクルについて考え、内装材のエシカルなあり方を追求する「エシカルマテリアル」活動を推進します。
人や地域社会、自然環境へ“おもいやり”の視点を持ち、サプライチェーン全体でより良い社会の共創を目指す「エシカルデザイン」活動についての詳細はこちらをご覧ください。