船場、「人生100年時代」に向け健康寿命の延伸に挑戦するエア・ウォーターのオープンイノベーション施設で情報発信拠点を創造
株式会社船場(本社:東京都港区 代表取締役社長:八嶋大輔、以下、船場)は、2023年9月に開業したオープンイノベーション推進施設『エア・ウォーター健都』内のイノベーションスタジオに企画提案から参画し、設計・施工までを担当しました。船場が注力する「ヘルスケア・ウェルビーイング」分野で活躍するエア・ウォーター株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役会長・CEO:豊田 喜久夫、以下、エア・ウォーター)の、グループ内外のコラボレーションを活性化させ、新規事業を創出のきっかけを生む情報発信拠点を創り上げました。
1. イノベーションスタジオについて
船場が担当したイノベーションスタジオは『エア・ウォーター健都』の2階に位置。3階の研究・事業開発によって生み出した事業の芽を、専門機関や協力企業と連携して事業を組み立て、拡大する拠点としての役割を担っています。
船場は、エア・ウォーターグループの多岐にわたる取り組みを新しい切り口で整理。展示物とビジョンウォールを用いて、最新情報や最先端技術を発信できる環境を創り上げました。空気や水などの地球の恵みを社会に提供し、再び地球へ還元し地球を守るサイクルを実現してきたエア・ウォーターだからこそ考えられる「地球のWell-being」を、国内外の各専門機関、進出企業、スタートアップ企業、250を超えるグループ企業などと共に発信できる場となっています。
2. 展示エリア
「地球を構成する要素の循環」をテーマとし、「光」「雨」「雲」「地層」「大気」の5つのテーマで、エア・ウォーターの取り組みを分類して展示しています。
これまでとは異なる「空気と水の循環」という切り口で分類することで、持続可能な事業活動を行い、未来の理想の暮らしを実現する姿をイメージさせます。
展示内容は更新可能な仕様にしており、定期的に『エア・ウォーター健都』を訪れることで、常に最新の情報をキャッチアップすることができます。
天井にはガス管の造作を施し、産業ガスの供給を原点に事業を広げてきたエア・ウォーターの歴史を表現したデザインとしました。
3. ビジョンウォール
壁面に86インチの大型ビジョンウォールを取り付け、エア・ウォーターグループ各社の取り組みや、共創プロジェクトを紹介しています。
「地球のWell-being」「人のWell-being」「コミュニティと社会のWell-being」という3つのカテゴリからひとつずつキーワードを選定し、取り組みを検索できるシステムを構築しました。元素などのあえて少し抽象的なキーワードを用意することで検索結果に偶発性を持たせ、取り組み同士の新たな共通性を発見することができる仕掛けを施しました。
●『エア・ウォーター健都』について
エア・ウォーターは、産業ガスやケミカル、人々の生命を支える医療、エネルギーや農業・食品、物流、海水など、健やかな暮らしと、ものづくりを支える多彩な製品やサービスを提供しています。『エア・ウォーター健都』では、ウェルネス関連の研究・事業開発に携わるエア・ウォーターのグループ従業員約120名が入居し、これまで培ってきた医療、福祉・介護、農業・食品分野の技術やビジネスモデルを融合していきます。
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船場は、商業分野の空間づくりで培った経験を活かしながら、ウェルネスやヘルスケア、オフィスや教育機関、宿泊施設等へと、今後も積極的に事業領域を拡大させていきます。