Press Release

株式会社船場 PR部

船場、「Material Bank® Japan」の運用実証事業へ参画

株式会社船場(本社:東京都港区 代表取締役社長:八嶋大輔、以下、船場)は、世界最大の建材サンプルマーケットプレイスの日本版である「Material Bank® Japan」のビジョンに賛同し、同社の運用実証事業に参加します。「Good Ethical Company」を掲げる船場は、サステナブルなマテリアルの流通プラットフォームの共創に向けて、本実証事業に参画し「Material Bank® Japan」を支援します。

1.「Material Bank® Japan」運用実証事業への参画について

デザインする人と素材を結びつける世界最大の建材サンプルマーケットプレイス「Material Bank®」は、初の海外展開として、「Material Bank® Japan」運用実証事業を2023年1月より開始しています。船場は「先行トライアルサポーター」として、本実証事業に全社で参画しています。

Material Bank® Japan

米国「Material Bank®」は、多くのメーカーの建材サンプルを一括発送し、発送個数を削減することによる環境負荷軽減や、サンプルを再利活用することによる、埋め立てや廃棄の削減に取り組んでいます。デジタルツールではサンプル選定・発送だけでなく、プレゼンからプロジェクト管理、商談が一つのプラットフォームで行われ、デザインプロセスにおける変革につながるサービスとして注目されています。

エシカルデザインを提唱し推進する船場は、サンプル請求プロセスの無駄を無くし、デザイナーがデザイン業務に集中できる環境を作りたいという「Material Bank®」の想いに共感し、サステナブルなマテリアルサンプルの流通プラットフォームを共創するため、「Material Bank® Japan」の全面的な支援を決定しました。

2.「Material Bank®」について

「Material Bank®」 は、MATERIAL TECHNOLOGIES CORPORATIONが運営する、世界最大の建材サンプルマーケットプレイスです。米国で2019年にサービスを開始し、設計・デザイン業務に関わる方の建材サンプル取り寄せプロセスを、強力なデータベースと独自のロボット物流設備を組み合わせることで効率化してきました。複数ブランド横断検索・一括請求システムと確立された物流設備を組み合わせた独自のシステムを構築し、設立から3年で参加デザイナー数10万人、取扱メーカー数450社を超える規模に成長しています。

日本では、DesignFuture Japan株式会社が「Material Bank® Japan」を運営しており、約4ヶ月間 かけて本実証事業を行った後、今春の正式公開を目指しています。

>「Material Bank® Japan」の実証事業に関するプレスリリースはこちら
>「Material Bank® Japan」の詳細についてはこちら  

3.エシカルマテリアル活動

船場は、人や地域社会、自然環境への“おもいやり”の視点を持ち、サプライチェーン全体でより良い社会の共創を目指すエシカルデザインを推進しています。その一環として、独自の選定基準と視点で未来にやさしいマテリアルを集めて研究する「エシカルマテリアル」活動を2021年から行っています。現在は、約100社の建材・原材料メーカーから情報を収集し、内装材のエシカルなあり方を追求しています。

本実証実験への参画で、エシカルマテリアル活動の知見を「Material Bank® Japan」に共有することにより、業界課題である資源循環型のプラットフォームや回収サンプルのリサイクルネットワークの構築に貢献していきたいと考えています。 船場は今後も内装業界におけるサーキュラーエコノミーの実現に向け、未来にやさしい空間づくりを考えます。

>エシカルデザイン活動の詳細こちらをご覧ください。

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