エシカルデザインを発信する「Semba Ethical Design Week Kansai 2023」を開催しました
当社関西オフィスを、2022年12月に「Good Ethical Office」へとリニューアル。エシカルデザインを体現する新しいオフィスで、2023年2月28日から3月2日の3日間にわたって「Semba Ethical Design Week Kansai 2023」を開催し、合計300名を超える方々にご来場いただきました。
当社は2021年よりエシカルデザインウィークを毎年開催しています。様々なエシカルデザインの活動を一度に集めてご紹介することで、「未来にやさしい空間づくり」に対する気付きを提供すること、当社の提唱するエシカルデザインに共感してくれる人を増やすことを目的としています。
今回は、エシカルデザイン活動のご紹介みならず、当社のBIMやメタバースの取り組みを中心としたデジタルデザインの展示を行いました。当日の様子を一部ご紹介します。
1.Semba Good Ethical Office – Osaka –
本社オフィスに引き続き、「エシカルデザイン」を見て体感できる空間へと社員が自らの手でリニューアル。これまでの関西オフィスでは発信しきれていなかった当社のエシカルデザインを表現することで、クライアント・パートナー・社員と「未来にやさしい空間」のビジョンを共有し、さらにエシカルデザインを深化・発展させられる場を創り上げました。
本イベントで新オフィスのお披露目を行い、見学ツアーを実施しました。
2.エシカルマテリアル展示
当社が独自の選定基準と視点でピックアップした未来にやさしい素材「エシカルマテリアル」を展示。新オフィスには、ショールームやマテリアルウォールのエリアを広く取り、エシカルマテリアルを発信する場を多く設けています。
エシカルマテリアルをサーキュラーエコノミーと関連付けて紹介し、様々な視点から素材のライフサイクルについて研究した成果を公開しました。
>エシカルマテリアルの詳細はこちら
3.re product(リ プロダクト)展示
廃棄予定であった人造大理石の端材を活用した学習机、廃タイヤをアップサイクルしたスツールなど、社会で価値化されていない「未活用材」を使ったアップサイクルファニチャーを展示。製品化されにくい広葉樹なども実際に手に取って見ていただきました。
4.プロジェクトプロトタイプ展示
エシカルデザインの実例として、「TOKYOシェアオフィス墨田」のプロジェクトを紹介。本物件では、築45年以上の建物をリノベーションし、その際にでる廃棄物を意匠に転換することで、廃棄物再利用の可能性を広げることに挑戦しています。活用した端材を実際に手に取っていただきながら、サステナビリティと意匠性を共存させた制作過程をご紹介しました。
>TOKYOシェアオフィス墨田の詳細はこちらをご覧ください。
5. デジタルデザイン展示
BIMデータを活用したCGプロモーション動画や商業施設のVR体験、メタバースソリューション「Vterior™」の紹介を行いました。当社は2020年よりデジタル・バーチャル領域に力を入れており、「エシカルとデジタルの実装」に向けて、これまで培ってきた空間デザインの技術・経験を用いたデジタルソリューション開発に挑戦しています。
>「Vterior™」の詳細はこちらをご覧ください。
6.トークセミナー
業界を超えた共創型プロジェクトのはじめかた、建築のサステナブル実践や、Web3によるエシカルな展望などをテーマにトークセッションを実施。多様な業界でエシカルを牽引する豪華ゲストをお招きし、持続可能な循環の仕組みづくりに向けたディスカッションを行いました。
セミナーの詳細や、コラボレーションについては、こちらをご覧ください。
エシカルデザインウィークを関西で初めて開催し、当社の「エシカルとデジタル」の考え方、共創パートナーと取り組んできた内容をより多くの方に発信できました。また、懇親会では、当社社員によるDJパフォーマンスによるBGM演出の効果もあり、ご来場者の皆様とよりリラックスした雰囲気の中でて意見交換を行うことができました。
当社は今後もエシカルなパートナーと共に「未来にやさしい空間」を考え、循環型社会の共創を目指します。多数のご来場をいただき誠にありがとうございました。
過去の開催イベントについてはこちらをご覧ください。