N高等学校、S高等学校との連携プログラム、~プレゼン力・発信力を鍛える「エシカルアイディアラボ」~を2部にわたり実施しました。「エシカルデザインを考える」第1部は、当社オフィスで2024年11月7日に開催、「エシカルデザインを発信する」第2部は、当社主催のイベント「ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2024」で12月7日に開催しました。

第1部「ETHICAL DESGINを考える」
N/S高等学校の生徒の皆さんを当社本社オフィスにお迎えし「エシカルデザイン」や「サーキュラーエコノミー」「資源循環」についてなど、アイデアを考えるための情報をインプットしていただきました。
まず、当社の推進する「エシカルデザイン」の考え方をオフィスを巡りながらお話しました。資源を無駄にしないための工事現場での取り組みや、人や地域社会、自然環境に配慮したマテリアル選定、端材や社会で価値化されていない資源のアップサイクルの方法などをご紹介し、船場のエシカルデザインの考え方・取り組みをご説明しました。


その後、ごみに関する教育・啓発を行う株式会社ごみの学校の寺井氏をお迎えし、サーキュラーエコノミーをテーマに「共創」を学ぶカードゲーム「サーキュラーコミュニティ」を実施。地域や企業が抱える実際の課題や解決策を知り、自分たちが解決できる社会課題についてより深く考えることができるゲームです。ゲームを通じて生徒の理解が加速し、その後のグループワークでは闊達な意見交換が行われました。


第2部「ETHICAL DESGINを発信する」
第2部では「ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2024」でプレゼン公開講評会を開催。N/S高等学校の生徒が、自らの視点や課題感を元に考案した、エシカルなアイデアやビジネスモデルを発表しました。

発表後には、当社上席執行役員 神戸のほか、株式会社博展 サーキュラーデザインルームの高橋氏、福地氏をはじめ、VIVITA JAPANの穴山氏、株式会社ごみの学校の寺井氏など、サーキュラーエコノミー実現を牽引する企業のゲストからの講評を行いました。

生徒の視点や考え方にゲスト講評者もハッとさせられながら、実際にビジネス化するにあたってや、プレゼンの手法等についてアドバイスを行い、アイデアについて議論しました。
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船場は、「ネットの高校」として新しい学校の形を創り上げたN高等学校・S高等学校、N中等部のキャンパスの設計・施工を手掛けたほか、学園と連携したワークショップなどを実施し、学校法人角川ドワンゴ学園の挑戦をサポートしてきました。

また、2025年4月に開校が決まった、学校法人日本財団ドワンゴ学園が運営する「ZEN大学」の逗子キャンパスでも、設計・施工を担当。これまで異なる用途で使われていた施設を大学に作り替えるにあたり、用途変更に伴う建築確認申請などの建築コンサルから一貫して担当しました。
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船場は今後も教育や地域に寄り添い、未来にやさしい空間づくりを通じて、新たな挑戦をサポートします。