2021/06/21
これからのあたりまえ
マイ・エシカル Vol.2
テニスの大坂なおみ選手をはじめ、若い世代が主張する姿が目立つ。それを応援したいと思うのは、発信する勇気ももちろんだが、自分の意志がどこにあるかをはっきり伝えてくれているからだ。何に対してでも主張することは自身で深く考えた結果だということが伝わり、それ自体で多様性の広がりを感じ、エシカルな世界に一歩近づいているような気がする。
本号では前号に引き続き、レゾラボメンバーそれぞれが暮らしの中で取り入れ始めたエシカルと興味ごととを照らし合わせた「マイ・エシカル」をお伝えする。第2回目はゆとり世代の筆者の興味ごとである、アウトドアが入り口となった例を紹介したい。
心地よく暮らすために取り入れているエシカル
こんな細々したことをやっていても世界は何も変わらないのにと思っていたが、続けてみると、生活の中で感じる違和感を取り除いていくことが安心して心地よく暮らせることに繋がっていると気付き、マインドが変わった。エシカルという言葉は幅広く、様々な側面を持つ。他方から見ればエシカルではないこともあると思うが、自身の考えに基づいて意思を持ち、それに基づいた選択をしていくことが「マイ・エシカル」だと考えている。
文章:伏見 百代